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学級目標を活かす・よいことみつけ・計画的な集会活動 [特別活動]

2005年に取り組んだ内容です。
@activekanaさんの「毎日数人ずつ子どもたちのがんばりを見つけて連絡帳に書いている」という内容のツイートから思い出した。
具体的な姿から抽象化した学級目標を取り組みの中で具体的な行動目標に戻してやるとか、よいことみつけで表彰するとか、そこそこ面白い内容をやっていた。
この学年の子どもたちは2年生だけをもって、高学年担任になったので、1年こっきりだったが、いろいろなところで会うたび、声をかけてくれた。
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「学級目標を活かす・よいことみつけ・計画的な集会活動」
1.児童の実態から
2年2組の子供たちは正義感の強い児童が多いが、友達の指摘をまだ素直に受け入れられない児童も多い。4月当初、些細なことで「やった」「やってない」の押し問答となり、言い合いやけんか等のトラブルが絶えなかった。友達の間違った行動に注意したり、教師に告げ口することは上手だが、友達の意見を聞くことが苦手で、自分たちで楽しい学級にして行こうという意識は低かった。
このような子供たちの「自分たちで学級をよりよくしていく」という意識を高めたいと願って実践を進めている。

2.2005年度の取り組み
①学級目当て→2年2組のみちしるべ
4月の始めに学級目当てを立てたが、目当てを決めるだけでは単なるお題目に終わってしまう。低学年においては、どんなことをすることが学級目当てに近づくことになるのかという、具体的な姿をイメージさせることが重要だと考えた。そこで、学級の目当てを掲示し、日々の活動の中で目当てに近づく行動があったときにそれを記入していくという手立てをとった。
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②よいことみつけ
  認め合いの関係を広めていくために、「よいことみつけ」を行なっている。その日の生活の中で、してもらってうれしかったことや、ほめてあげたいなと思ったことを小さなカードに書いて手渡しする。カードをあげた相手の顔写真にシールを貼って、全員にカードを渡すことを目指して取り組んでいる。
22mitsuke.jpg

③学級便り
  思いをもっていてもなかなかみんなの前で発表できない子供の考えを学級の中に広めたり、子供達の取り組みの様子や教師の考えを伝えて共通理解を図り、家庭との連携を深める目的で週一回金曜日に学級便りを発行している。内容は、教師の考えを語るコラム、学習予定、保護者の意見、児童の作文などである。

④集会活動
  4月にひと月に1回の集会を開く予定を立て、順番に実現させている。当初は学級の中でも元気な一部の子供達が年間を通じて主催者となることになっていたが、第2回の集会を行なった後から、他の児童から「自分も計画を立ててみたい」という声があがり、全員で順番に担当して運営していくことになった。
22keikaku.jpg

3.問題となっていること・悩み
 ・ 「よいことみつけ」に意欲的な児童は一人一人に何枚もあげているのだが、照れくさいのかなかなか渡すことができない児童も数名いる。全員に渡せた児童に表彰状を与えることにしょうかとも思うが、意味があるのか疑問である。2学期に学級で話合ってみたい。
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話し合った結果、学級会係の子どもたちが表彰する役割を引き受けてくれた。
子どもたちとともに自分自身も初めての低学年でたくさんの学びがあった一年だった。
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