リズム漢字テスト ~一日4問で簡単。「学習を楽しめる」「自信がつく」ためにはまず『できるようになる』ことから~ #教育 #学力向上 [学力]
リズムでおぼえる漢字学習(小学校全学年)鈴木 基久( http://t.co/atj1RspE )を使って、子どもたちの漢字学習の意欲が目覚ましく向上した。その勢いを生かして学力向上につなげようとそれを使った漢字テストを毎日行うことにした。
リズム漢字は一行7文字。
5年生が一年間で学習する漢字がA4サイズ2枚に収められている。
漢字だらけ7文字×41行の文章である。内容は意味があるような無いような微妙な感じ。子どもたちにとっては、5年生で学習する漢字だけで構成された無理のある文章を読むこと自体が楽しいらしい。
漢字だけのページを大画面に表示してリズムよく音読するとほとんどの子どもたちがハマってしまった。
保護者の話によると「なんだかわけのわからない言葉をお経のように読み上げています」という。不安に思うのも無理はない。
本来はリズムよく読み上げることで覚える仕組みなのだろうが、うちのクラスは暗記することに慣れているのでなんでも暗記しようとする。
ほどなく、漢字を表示しなくてもクラス全員で唱えているという不思議な光景が繰り広げられるようになった。
読めるからと言って書けることにはならない。
漢字の形と結びついて覚えられるかどうか不安だったので毎日テストをすることにした。
とにかく読みは頭に入っているので、形はきっと覚えているに違いない。
とは言っても、毎日たくさん書いて覚えてくるのは大変で嫌になるだろう。
うちのクラスは漢字の苦手な子が多い。
そこで一日4つの言葉だけにした。
4つならテスト前にちらっと見ておけば覚えられそうな気がする。なぜ、4つにしたかというと、リズム漢字はそのほとんどが1行7文字で大抵3つの言葉からできている。
それを生かしたかったのと、4つ目は読み替えに使いたかったからだ。
4つ目の言葉はいつも問題提示のときに黒板に書く。子どもたちは読みも漢字も覚えているので3つ目まではスラスラ書ける。そして4つ目でちょっと悩む。
最初は3点以下が多かったが、今では半数以上が4点を取るようになった。自習にもリズム漢字を書く子が増えてきた。中には予想問題を書いてくる子も出てきた。
「テスト前にチラッと見れば覚えられる量なら意味がない」
という人もいるかもしれない。
チラッと見て覚え、すぐにそれを再生する。
というのはモノを覚えるということの訓練になる。「覚える」ということにものすごい抵抗感を感じる子どもたちにとって、それで書けるようになるという体験こそが重要だ。
今日は毎月、月末に行っている「漢字・計算大会」だった。前回50点しか取れなかった子が、今回は96点を取った。
その子が
「リズム漢字のテストをするようになってから覚えられるようになった。すごい効果だよ」
ってわざわざ言いに来た。
学習を楽しめるようになること。
自分の力に自信をもてるようになること。
そのためにはやはり、まず「できるようになること」が一番大事なことなのかもしれない。
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@totoroningen さんとの会話
Tさん いいですね^^ 羨ましいです、男の子が。男の子にも学ぶ意欲があったのでしょうね。
僕 分からなかったことが分かるようになれば、誰だって楽しいものです。そういう感動を与えたいですね。
Tさん その子に合ってたんですね。何でも経験、体験することが大事なんですね。何でもやってみなくちゃいけませんね。
僕 全くその通りです。子どもだからこそ、いろんな自分になれる可能性を試してほしいと願っています。レッツチャレンジ!
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リズム漢字は一行7文字。
5年生が一年間で学習する漢字がA4サイズ2枚に収められている。
漢字だらけ7文字×41行の文章である。内容は意味があるような無いような微妙な感じ。子どもたちにとっては、5年生で学習する漢字だけで構成された無理のある文章を読むこと自体が楽しいらしい。
漢字だけのページを大画面に表示してリズムよく音読するとほとんどの子どもたちがハマってしまった。
保護者の話によると「なんだかわけのわからない言葉をお経のように読み上げています」という。不安に思うのも無理はない。
本来はリズムよく読み上げることで覚える仕組みなのだろうが、うちのクラスは暗記することに慣れているのでなんでも暗記しようとする。
ほどなく、漢字を表示しなくてもクラス全員で唱えているという不思議な光景が繰り広げられるようになった。
読めるからと言って書けることにはならない。
漢字の形と結びついて覚えられるかどうか不安だったので毎日テストをすることにした。
とにかく読みは頭に入っているので、形はきっと覚えているに違いない。
とは言っても、毎日たくさん書いて覚えてくるのは大変で嫌になるだろう。
うちのクラスは漢字の苦手な子が多い。
そこで一日4つの言葉だけにした。
4つならテスト前にちらっと見ておけば覚えられそうな気がする。なぜ、4つにしたかというと、リズム漢字はそのほとんどが1行7文字で大抵3つの言葉からできている。
それを生かしたかったのと、4つ目は読み替えに使いたかったからだ。
4つ目の言葉はいつも問題提示のときに黒板に書く。子どもたちは読みも漢字も覚えているので3つ目まではスラスラ書ける。そして4つ目でちょっと悩む。
最初は3点以下が多かったが、今では半数以上が4点を取るようになった。自習にもリズム漢字を書く子が増えてきた。中には予想問題を書いてくる子も出てきた。
「テスト前にチラッと見れば覚えられる量なら意味がない」
という人もいるかもしれない。
チラッと見て覚え、すぐにそれを再生する。
というのはモノを覚えるということの訓練になる。「覚える」ということにものすごい抵抗感を感じる子どもたちにとって、それで書けるようになるという体験こそが重要だ。
今日は毎月、月末に行っている「漢字・計算大会」だった。前回50点しか取れなかった子が、今回は96点を取った。
その子が
「リズム漢字のテストをするようになってから覚えられるようになった。すごい効果だよ」
ってわざわざ言いに来た。
学習を楽しめるようになること。
自分の力に自信をもてるようになること。
そのためにはやはり、まず「できるようになること」が一番大事なことなのかもしれない。
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@totoroningen さんとの会話
Tさん いいですね^^ 羨ましいです、男の子が。男の子にも学ぶ意欲があったのでしょうね。
僕 分からなかったことが分かるようになれば、誰だって楽しいものです。そういう感動を与えたいですね。
Tさん その子に合ってたんですね。何でも経験、体験することが大事なんですね。何でもやってみなくちゃいけませんね。
僕 全くその通りです。子どもだからこそ、いろんな自分になれる可能性を試してほしいと願っています。レッツチャレンジ!
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お経みたいな漢字 リズム漢字 わたしも好きです
鈴木基久さん 確か浜松の方だったと思うのですが…
by ハマコウ (2012-12-01 23:52)