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「ほめほめタイム」~日直がクラス全員からほめられる時間・子ども同士が認め合い温かな人間関係を強められるように~ [学級経営]

今月から始めた「ほめほめタイム」。
その日の日直が帰りの会でクラス全員からほめられる。
「日本人はほめるのもほめられるのも下手すぎる。みんなでお互いのよさを見つけあって気持ちのいいクラスにしよう!」
って始めたけど結構いい。

帰りの会に「ハーモニータイム」っていうのをしていて、その日、がんばっていた友達を発表する時間なんだけど、それが終わったあとぼくが割って入る。
「では!ほめほめっタァーイム!」
「みなさん手をあげてください」
「ほめることが決まった人は手を下してください」
「では行きますよ!〇〇さん」
と始めて、あとは子どもたちが順番に全員が話す。

最初は「日直の仕事をきちんとしてた」みたいなありきたりのものが多かったけど、近頃は普段の生活のなかで感じている感謝の気持ちを伝えたり、その日の働きぶりをよく見ていて具体的にほめるようなものが増えてきた。

今日の日直はたびたびトラブルの中心になってたやんちゃ坊主だった。
クラス全員に色々な角度からほめられて、照れ隠しにポーカーフェイスを決めようとしていた。

だけど、きちんとほめてくれる友達の方を向き、目を見て話を聞いていた。
そして「最近優しくなった」と言われたとき、ふっとゆるんでいた。
この瞬間があっただけでも続けてきた甲斐があると思った。

「ほめほめタイム」を始めたころはすぐにお座なりになって、空しくなるんじゃないかと危惧していた。
しかし、とんでもない。一度ほめられた子どもたちは、相手のこともきちんとほめようと思うみたい。
そして、毎回、最後はぼくからも全力のホメが入る。

でも、子どもたちのホメを上回るのがだんだん苦しくなってきた。
それってすごいことなんじゃないか!と思う今日この頃である。
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