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俳句に挑戦! ~評価の場・いい俳句を読む・表現活動の効果~ #教育 #俳句 #国語 [学力]

1.今年は俳句で行こう!
学年で相談して「今年は俳句で行こう」と言うことになりました。

昨年の後半は「越中万葉かるた」大会出場することを目指して、子どもたちと一緒に練習に励み一定の成果を得ることができました。
越中万葉かるた(http://www.manreki.com/arekore/karuta/karuta.htm
↑一時、絶版だったが、2011年の年末から復刻されたらしい。万葉歴史館が取り扱っています。

伝統文化にふれるというと「読む」「覚える」が中心になりますが、さらに「表現する」に取り組むことでその難しさがわかり、名作の素晴らしさをより一層感じる事ができるのではないでしょうか?

子どもたちがとっつきやすいのはやはり文字数の少ないものだろうということで、俳句に挑戦してみることになったのです。
せっかく書くんだったら、やっぱり何か目標になるものがあった方がいい。そこで、いくつか検索して調べてみました。

1.読売新聞「週刊KODOMO新聞」(毎週土曜日掲載)→ソース

2.毎日俳句大賞(8月25日締切、子どもは無料)→HP

とりあえずはこの2つを目当てにチャレンジしてみようと思っています。
応募するというだけで子どもたちも張り合いが出るのではないでしょうか?
子どもたちが力を発揮するためにはやはり評価される場が必要だと思っています。
ただ、最近の子どもたちはすぐに「優勝したらいくら?」と来るのでそこは少し興ざめなのですが、それも子供らしさなのでしょう(笑)。

2.いい俳句を作るにはいい俳句を読むことから
いい俳句を作ることができるように名句を読むことも同時に行おうと思っています。
帰りの会でその日の名句を提示し、その句の表している情景を解説を書かせます。
最初の句は学年主任の提案で「菜の花や 月は東に 日は西に」です。
有名な句ですが、この中には季節、時刻、月の形まで見事に織り込まれ、直接的に表現せずに読む者の中で想起させるすばらしい句です。子どもたちはどこまで読み取れるのか?結果を楽しみにしています。

俳句の情景を書かせることは、「生徒たちは俳句を媒介にして『語る』ことで、新しい意味や世界観を持った、自分自身の人生の物語をつくりあげていく」(@kotobahadaiji氏談)という研究もあるそうで、やはり表現活動は子どもの心にとってもいい効果があるのだと思っています。

一度作っただけでハマってしまい、すでに毎日2~3句詠んでくる意欲的な子も出てきています。
これからもどんどん名作を提示し、子どもたちに親しませていきたいと思っています。
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