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新しい一年の始まりに~教師の思いを語る→子どもの願いを集める→学級目標を創る→達成のための活動を考える~ [特別活動]

さぁ、新しい一年の始まりだ。
学級開きでは恒例の「正義の味方」の話から始めた。
①「ぼくは正義の味方」宣言
②一番元気な子を前に呼んで一対一のじゃんけん勝負
③後出し→非難轟轟
④ぼくはどうしても勝ちたかった→自分たちの生活の中でこんなことない?
⑤ボールが出たか出なかったかでもめる話
⑥ものごとの見え方は、自分の立つ位置によって常に変化
⑦お互いの思いを聞きあって、みんなにとっていいクラスにしていこう
って、こんな感じ。
↓以前の記事
http://rixaw7.blog.so-net.ne.jp/2010-12-01-1

2011deai.jpg
最初の板書(字が下手。ううっ。)


それぞれ、「1年後どんなクラスになっていたいか」を書いてくるのを宿題に。
次の日は、朝から学級目標づくり。
①自分の願いを短冊に書く。
②言いたい人からどんどん自分の思いを語って黒板に名前の書いた磁石で貼っていく。
③前の人が言ったことにつないで発言したら大いに褒めて、近くにまとめていく。
④3つの柱にまとめることを告げて、似たものをまとめていく。
⑤決まったらみんなで読み上げてみる。
今回はどうも語呂が悪くて苦しんだ。
2011mokuhyou.jpg
4年2組の学級目標


「心を一つに」と「パーフェクト」は全体にかかわるという意見があり、外に出すことに。
「ニコニコ笑顔」を「なかよし」に変えることで、子どもたちは言いやすくなったと感じた。
これらの板書の写真は学級に置いてあるA4のクリアーファイルにためていって、子どもたちがいつでも見られるようにする。意見の上にはいつもネームプレートを貼るので、友達の考えや自分がどう考えていたかを振り返ることができる。去年は学級会でだけ行っていたが、今年は全教科の全授業でやってみようかと思っている。
みんなで読み上げて、さらなる改善案がないかを確かめ、今年最初の万歳三唱。
子どもたちはみんな満足気で、万歳のあと自然と拍手が上がった。
みんな笑顔になる。

この学級目標を達成するために係活動があることを教えて、「あったらいいな」と思う係を考えてくることを宿題にする。

さらに3日目。
係活動を決定。
必要だと思う係を順にあげていく。
係の人数は制限しない。「一人でもがんばる」という人がいたら成立する。
ただ、4人以上になると必ず遊ぶ人が出てくるので、ひとつの係が5人以上になったら、遊び係AとBのように2つに分ける。
今年もなかなか面白い係が出てきた。「落語まんざい係」は成立しなかった。残念!
2011kakari.jpg
今年の係活動


相談係というのが面白い。子ども同士の問題を教師に言いに行く前に「相談係」が解決するというのだ。
前の担任の先生の影響だろうか?
「自分たちでできることは、自分たちで」というのは素晴らしい。
だが、一歩間違うとこじれる場合があるのでちゃんと見ていきたいと思う。
ゆくゆくはこの係を計画委員に育てていきたいと思っている。

感心したのは司会者を引き受けた女の子の上手なこと。
前担任が「話すこと・聞くこと」の指導をきっちりと行なってきた成果だろう。
初めてだとは思えないほどの立派な態度だった。
お手本として、クラス全体を育てていきたい。

さぁ、クラスの骨組みができた。
月曜日からはいよいよ子どもたちの自主的活動の始まりである。
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