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ロボット体験講習会~ずっと続いていく縦のつながり・広まっていく横のつながり~生きることの意味を感じて #mindstorms #lego [ICT]

ロボット関連はネットワークアシストたかおか(NAT)のホームページ
http://netday.e-nat.org/robot/index.htm
だけにしておこうと思っていたのだが、今日はすごくうれしかったのでこっちにも書いておくことにする。

ロボットプログラミング講習会はぼくが理事を務めるNPO「NAT」の教育プロジェクトから生まれた小学生にプログラミングを教える講習会である。
2011年度のパンフレット
panf2011.pdf

NATはもともと2000年ごろに「学校にインターネットを引こう」と、山田村電脳化の中心となったメンバーが集まって始まったボランティアグループで、当時は学校の屋根裏に登って防火壁に穴をあけたり、LANケーブルを作ったりしていた。その活動でおそらく富山県で最初の2校がインターネットを開通させた。開通したネットワーク環境を少しでも有効活用するために、その使い方を教える講習会を始めるようになった。

最初はPTAと学校のホームページ作り。その後は教師向けの教材づくりをサポートしていたが、2002年ごろから子供向けの講習を始めた。
さらに、2004年からはLEGO社のMindstormsというロボットキットを使って、小学生にプログラミングを教える講習を始めた。
ぼくがロボットを取り入れたのは、PCを使ってリアルの世界に変化をもたらす可能性を子どもたちに感じてもらいたいと思ったからだ。
プログラムを変えれば、ロボットの動きが変わる。
その目に見える変化が子どもたちの抽象的な世界への関心を高めると実感してきた。

ずっと講習を企画・運営してきたが、ぼくの最終目標は「子どもたちが子どもたちを教える」ことにあった。
今日、やっとそれが実現した。

これまで、ぼくがやってきたように講師役の子どもたちが、初心者の子どもたちに対して指導する。
教えることを通して、充実感を感じる子どもたちも出てきた。
中には、ぼくの講習会を継いでくれるという子もいる。
今までやってきたことが無駄ではなかったと感じる事ができた。

講習会後、唯一1年生で参加した児童の保護者が、
「小数なんて勉強したこともないのに、
『0.1って1より小さい数なんだね』と細かい数値の入力に活用していた」
と驚いていた。
言葉だけでは理解できないものも、ロボットの動きを通してイメージ化することができる。

遠方から来たこのお父さんは、「自分の地元でもNATの講習会のようなことをしてみたい」という。

「自分の楽しいと思うことを一緒に楽しむ仲間が欲しい」と始めた講習会だったが
「自分の跡を継いで続けてくれる」という縦のつながり。
「自分の地域でもやってみたい」という横のつながり。
の両方のつながりをもって広がりつつある。

自分のやってきたこと、続けてきたことの意味。
そして、自分の人生の意味を感じた最高の一日だった。
ぼくは今、とっても嬉しいのである。
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