SSブログ

ぼくの叱り方 [生徒指導]

子どもを嫌な気持ちにさせて行動を変えさせようとするのは間違っている。

人間は「快」の感情をエネルギーに行動を変容させるというのがぼくの持論だ。
「不快」な気持ちで行動を変容させるためには、お互いに相当不快な気持ちにならないといけない。
そんなのは気持ちよくない。

ぼくは叱るとき、必ず「なぜその行動がいけないのか」を語る。
そして、仲間にしてしまう。

T 分かった?
C うん。
T じゃ、なに分かったか言ってごらん。
C ~~~~。
T すごい!よくわかったね。気付いた人はそれをみんなに広めないといけないんだよ。
T 自分がしないように気を付けるのは当たり前だけど、これから身の回りに同じようなことをしてる人を見つけたら注意してくれるかな?
C うん。
T ありがとう!それじゃ、今日から君とぼくは仲間だ。握手をしよう。
(握手)
T じゃ、またね!

最初は身構えていた子どもも、最後は笑顔になって遊びに戻っていく。
「してはいけない」ことを「しないようにする」には、禁止するだけでは弱い。
「同じようなことが身の回りで起きていないか」と考え、行動するようになれば、
自分の力で自分たちの暮らしをよりよく変えていく力を身に付けることになる。

そして、それが子どもたちの自治意識を高めていくことにつながると考えている。
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

Facebook コメント

トラックバック 0

お別れ会ちょボラ日記 ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。