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富山県ボランティアNPO大会@グランドプラザ [Mindstorms]

お久しぶりです。
WRO国際大会出場や学習発表会の準備、それからドイツのまとめと学力向上委員会の仕事などなど、忙殺されてなかなか記事を書けませんでしたが、今日の子どもたちのがんばりで元気をもらいました。

富山県ボランティアNPO大会に参加し、ロボット体験講習を開催しました。
半年間講習を受けた子どもたちが今度は先生として子どもから大人まで様々な人に教える側に回りました。
http://netday.e-nat.org/robot/20111022/index.htm

子どもたちはロボットで何を学んでいるのでしょう。
ぼくの目的は、プログラミングの技術だけに留まりません。
とても難解で抽象的なことを、ロボットという具体的なものの動きで学ぶこと。
その難しさを自分に力で乗り越え、自分自身の学ぶ力に自信をもつこと。
学んだことを他の人に教えることで、より理解を深めるとともに、他の人たちからも認められる経験ももつこと。

もう一つ考えているのは、
「ロボット自体が他者である」
ということです。

プログラミングはロボットにどう動けばいいかを教える作業であるということもできます。
決して文句を言わず、ひたすら言うことを聞いてくれるロボット。
でも、その動きはなかなか思う通りにはいきません。

ものごとを伝えること。
つまりコミュニケーションは思ったよりも難しいことです。

ロボットプログラミング講習会が、「その難しいことを乗り越えて自信をつける体験の場であればいいな」と思っています。
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WROJapan決勝大会3位入賞を果たして~これからも大切にしていきたいこと~ #wroj [Mindstorms]

 9月18日(日)に開催されたWROJapan決勝大会で、ぼくたちNAT(NPO法人ネットワークアシストたかおか)の開催する講習会から富山県代表に選出された402高岡iiiが見事3位に入賞し、国際大会に出場する権利を得た。

 プレゼンシートを使ったプレゼンの質疑応答でも「いろんな学校から集まって、練習はどうしていますか?」って聞かれていたが、高岡チームは高岡市外も含めた色々な学校の混成チームである。高岡周辺の小学生なら誰でも受講できる講習会を開催し、予選会で成績優秀だった子どもたちでチームを作る。これは全国的に見ても少数派だし、部活でやってるような学校に比べると大きなハンデであると思う。 

 保護者とサポーターの連絡はメーリングリストを使って行なっている。サポーター全員が参加し、練習の様子から得た教訓、アドバイスや次回の課題などを共有しながら進める。みんな同じ学校なら放課後に集まることもできるだろうがそれは無理。

 練習はNAT事務所で週1回2時間。2時間でやめるのは本番の感覚をつかむため。一人一人が組み立てから調整までを2時間でやる。お互いにプログラムやハードづくりのノウハウを共有しながら練習する。1人でもできる3人が役割分担をして本番に臨むことで、集団としての力がより高まる。

 今回、試走が1回終わるごとに3人が頭を寄せ合って相談している姿が見られた。保護者もサポーターもそのことが一番うれしかった。今回、勝因があるとすれば間違いなくチームワークだと言いたい。

 競技内容でギリギリだったので、プレゼンの練習は申し訳ないことにほとんどできなかった。でも、ぶっつけ本番に果敢に挑み、発表の流れの中で分担を生かして取り組んでいたのもうれしかった。
子どもたちは週1回の練習日を目指して、組み立て図を改良したり、プレゼンシートを手直ししたり、プログラムを整理したり、それぞれが自分の準備をコツコツ進めてきた。そういった積み重ねを通じて子どもたちの信頼関係も高まって行ったように思う。
 アイコンタクトで出番を伝え合うほどに。(笑)

 ぼくたちはこの講習会から初めてWROJapan決勝に参加した6年前からずっと「もう少しで国際大会」という位置に苦しんできた。これまでの積み重ねがようやく実った。

 その間、サポーターにもノウハウが蓄積している。
 WROJapan決勝の練習会に去年参加の男子が来た。
「え?俺たちのころ、5年ではこんなこと教わってないよ」
って驚いていた。
 サポーターがきちんとわかっていないことは子どもたちにも教えられない。
 ぼくたちの責任も重大だ。

 でも、子どもたち自身が自分でいろいろ試してみることをこれからも大事にしていきたいと思っている。NAT(NPO法人ネットワークアシストたかおか)の講習会では「自分が思い描いた機能を実現すること」を最終目標としている。それを通して、ハードウェアやプログラミングに対する考えを深め、何より達成感を感じてほしい。

 プログラミングは小学校の子どもたちにはやはり難しい。しかし、その苦労を乗り越えたときには、大きな自信となって返ってくる。そのための大きな目標としてこれからも子どもたちと一緒にに挑戦し続けていきたいと思う。(了)
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正しいパーツチェックの仕方 #mindstorms #nxt #lego [Mindstorms]

5月からの講習会開始に向けて貸し出し用ロボットキットのパーツチェックを行ないました。
これは一年間で一番大変な仕事。何百もあるパーツをひたすら数えます。

役に立つかどうかは分かりませんが、みなさんにぼくの編み出したパーツチェック法を紹介します。
1.チェックシートをコピーする
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明るめに調整してインクを節約。
コントラストを高めにして見やすくします。

2.作業台を広くとる
パーツがごちゃごちゃにならないように広い場所でやるのが一番。
分類するパーツを基本キット、拡張キットについてくる箱のふたにばらまいて、分類用の中箱に詰めていくのが一番効率的です。
DSC_2895.jpg

3.パーツが揃ったらこまめにシートにチェックして箱詰めする
DSC_2897.jpg

4.ビーム類など長さ違いが多いものは箱のふたに並べて
DSC_2899.jpg
全部ふたに並べてから、傾けると一気に揃います。
同じ長さのモノを数えて揃っていたら中箱の小部屋に。

5.仲間とがんばる
DSC_2896.jpg
こんな作業、一人でやってたら泣けてきます。
できるだけ多くの人が参加できる日を選び、お菓子や飲み物を準備して楽しくやりましょう。
今日はコーヒーがおいしくてかなり心の支えになりました。
金宏さんありがとう!

6.おまけ
メンバーがWRO2011のコースを自作してくれました。
中学生用のコースは階段を上るという初めての課題。
ペットボトルを置いてみてびっくり、12.5cmってこんなに高いのね~!
今年こそ日本1でアブダビ@UAEにいくぞ~!
DSC_2900.jpg
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