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学校とは、子供が賢くなり、自信をつけて帰るところ ~加藤明先生の講演を聞いて~ [学力]

ネット上では教育委員会が主催する研修会を「管制研修」と呼んで否定する向きがあるようだが、ぼくはどの研修会でも多くの学びを得て、自分の実践に生かそうと思っている。
そういう目をもたずにどんな研修に向かったところで面白おかしい話やショッキングなエピソードが残るばかりで実践の足しになることはないだろう。

昨日開催された高岡市学力向上研修会では、関西福祉大学副学長の加藤明先生にお越しいただき、「学びと育ちを実現する授業づくり・学級づくり」と題して講演していただいた。

関西人らしいほんわかとした雰囲気の中に確かな情熱を感じるお話で好感をもった。小学校での教職経験が16年あるということで、話の内容が現場の教師にとって共感できるものが多く、納得のいくものばかりだった。

一番響いたのは「教育の目的は『人格の完成』だから、勉強ができるだけの人間を作ってしまったら失敗だ」という話。ぼくたちは子供たちが知識を身に着け、考えたことを温かく交流する中で学び合い共に成長していく集団を育てていかなければならない。

そのためには、教師自身が子供たち一人ひとりを異なるかけがえのない存在であると捉え、伸びたところをちゃんとほめ、がんばっているところを励まし、ダメなところはきっちり叱らなければならない。授業づくりや学級づくりを通して、子供たちを的確に評価し、その評価を返していくことで、子供たちの成長を保障していくことが大切である。

実践のヒントとして、
1)学習ポートフォリオになるノートの工夫
2)子供たちの考える力を育てる適用問題
3)誤答分析の活かし方の工夫
4)評価を共有する職員研修の工夫
などをぼくは掴んで帰ってきた。

その内容についてはまた後日書くことにしたい。
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