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ぼくらのNPO「ネットワークアシストたかおか」の紹介~PCは受け身のものでなく、何かを生み出す技術であってほしい~そんな思いから始まったロボットプログラミング講習会 #wroj #kyouiku [Mindstorms]

 ロボットプログラミング講習会を主催しているNPO団体ネットワークアシストたかおか(通称NAT)は高岡市の情報化推進を目的とし、市の情報政策課のメンバーが中心となって2001年に結成されました。
 当初は学校のネットワーク化を主な事業とし、最初に伏木小学校、国吉小中学校、定塚小学校の有線LANの設置を行ないました。その翌年、高岡市内の全小中学校にネットワーク環境と教室、コンピュータ室へのPCの設置が行われました。
 その後は、先生方や児童、PTAにPCやインターネットの使い方やホームページのつくり方などの講習会を開催していましたが、2003年から子どもたちにロボットのプログラミングを教える研究を始めました。
 それはコンピュータがゲームや動画配信などの受け身のツールとしてのみ使われることを恐れたからです。私たちが初めてPCやインターネットに触れたとき、「誰もが同等のものとしてコンテンツの中身で勝負できる時代がやってきた」と感じました。誰もが(小学生でもお年寄りでも)クリエイティブな才能を発揮して活躍できるチャンスが来たと感じたのですが、それが失われようとしていました。
 そこで、私たちはPCで世界が変えられることを実感させたいと考えました。PCでつくったプログラムで具体的な物体(ロボット)が動きを実現する。身近なところで言えば、炊飯器や自動販売機、エレベーターなんかもそうなんですが、生活の中ですでに役立っているロボットやプログラミングの仕組みに関心をもってもらいたいと思いました。
 しかし、実際にやってみると子どもたちは何をやったらいいのかわからない。目標がない。そんな時に出会ったのがWROでした。
 WROは小学生から高校生までを対象としたロボットのプログラミングを競う国際大会です。競技のテーマは生活で役立つロボットです。今年の小学生のレギュラー競技はガイドロボットで、道案内をするロボットということになっています。このような迷路がありまして、ロボットはタッチセンサー(押されたことを感じるセンサー)や超音波センサー(超音波が反射して返ってくるまでの時間で距離を感知するセンサー)を使ってコースを抜けなければなりません。
 9月に東京で開催されたWROJapan決勝大会では18都道府県で予選会が開催され720チームが参加しました。402高岡iiiは、その中から小学生部門で3位に入賞し、国際大会出場を決めました。現在は国際大会に向けて、どのようにコース変更されてもコースを判断し、確実にゴールするロボットを目指して最後の調整を進めているところです。
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