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ドイツ・スイスへ視察研修~ドイツと日本の教育制度について考える~ [教育制度]

富山経済同友会主催の海外教育事情視察に参加させていただくことになりました。

ぼくがドイツの教育制度に興味をもつようになったのは、一昨年前に3か月間内地留学させていただいた関西学院大学の大学院で横山利弘教授のお話を聞かせていただいてからです。
ドイツでは日本の4年生にあたる10歳で試験を行い、ほぼ3分の1ずつに分かれます。
総合大学への進学を目指すギムナジウムと、専門大学への進学ができるレアルシューレ、そして職業訓練校ともいえるハープトシューレです。
それぞれの枠を越えてコース変更できる制度も用意されてはいますが、そういう事例はほとんどないようです。

中にはそれをエリート教育といって批判的に捉える人もいるようですが、ぼくはそうは思いません。

むしろ日本のように

『「全員、なんにでもなれる」みたいな幻想を抱かせたまま適性に合った教育を受ける機会を与えず、
ぼんやり過ごしているうちになりたいものにはなれなかった』

みたいな状態で置かれている日本の子どもたちの方がずっとかわいそうな気がします。

今の日本の子どもたちは「夢がない」と言われています。
それは、子どもたちに将来を思い描き、夢を抱く機会を与えていない日本の社会に問題があるのではないかと思っています。

日本では考えられないぐらい早期から子どもたちに「自己の生き方」についての選択を迫るドイツの教育制度がどういうものなのかを9日間で精一杯見てきたいと思っています。
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